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Not a blocker: マージを阻む指摘と阻まない指摘を分ける言葉

今日の英語表現 19/30 · ステップ: レビューを受ける・返信する。 例文はすべてこの記事のために作られたものです。実際のりポジトリのコメントを転載したものではなく、関数名は例です。

目次

一目でわかる概要

表現 Not a blocker, but ... / (non-blocking)
意味 マージを阻む指摘ではないが…
使う場面 レビューコメントの冒頭や末尾、ミーティング
丁寧さ 柔らかい。相手の負担を軽減します

1. 意味とニュアンス

block は「防ぐ」「遮る」、blocker は「(仕事の進行を)阻むもの」です。開発現場において blocker は「これが解決されないと次の段階に進めない問題」を意味します。リリース blocker、マージ blocker のように使います。そのため Not a blocker は「この指摘は直さなくてもマージできる」という意味になります。

レビューコメントには、重要度が異なるものが混ざります。必ず直すべきバグ、直すと良い改善、単なる参考情報です。これが区別されないと、作成者はすべてのコメントを必須のものとして受け取り、PR が際限なく長くなります。そのため Google のコードレビューガイドラインでは、コメントに Nit、Optional(または Consider)、FYI などの見出しをつけて重要度を明らかにすることを推奨しています。Not a blocker は、これらの見出しと同様の役割を果たす日常的な表現です。

レビュアーが使うときは、大抵 but で提案を続けます。 Not a blocker, but it might be worth ... のように「阻むわけではないが考慮する価値はある」という構造です。作成者が使うときは「これは阻む問題ですか?」と尋ねて優先順位を確認します。この質問は無礼ではありません。むしろ、レビュアーに意図を明確にする機会を与えます。

2. 例文

状況 1: レビュアーの提案

Not a blocker, but it might be worth adding a short comment explaining why we retry three times.

it might be worth -ing は「〜する価値があるかもしれない」という意味で、提案を柔らかくする定番の表現です。

状況 2: 見出しとして付けるとき

(non-blocking) This could be simplified with slices.Contains(), but the current version is fine too.

括弧内の non-blocking は、レビューコメントの冒頭に付けて使われることが多いです。

状況 3: 作成者が優先順位を尋ねるとき

Thanks for the suggestion! Is this a blocker for this PR, or would you be okay with handling it in a follow-up?

blocker であるかを尋ね、そうでない場合は後続の PR に回すという代替案を一緒に提示します(第10回)。

3. 似た表現との違い

4. 韓国人がよくしがちなミス

5. 1行練習

レビュアーの立場から、次の内容をコメントとして書いてください。

マージを阻むわけではないのですが、このログレベルを debug に下げてみてはいかがでしょうか?

模範解答

Not a blocker, but what do you think about lowering this log level to debug?

what do you think about -ing? は、提案を質問に変えて作成者に決定を委ねる表現です。Could we lower ...? と書いても自然です。

TT の一言。 すべての指摘が同じ重みを持つわけではありません。重要度をひとこと添えることで、作成者はどこに注力すべきかを把握できます。

参考

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