OTCA試験はこう出ます
一言でいうと
OTCAは選択式の試験で、90分以内に75%以上を取れば合格です。
なぜこれを先に読むのか
資格の勉強で最もよくある失敗は、内容を知らないことよりも、試験の形式を知らないまま臨んで起こります。合格ラインが何点か、時間がどれだけ厳しいか、どの分野の問題が多く出るかを知らなければ、準備の優先順位を決められません。
公式仕様
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 形式 | 選択式 |
| 制限時間 | 90分 |
| 合格ライン | 75% |
| 問題数 | 60問 |
| 受験料 | $250(再受験1回を含む) |
| 有効期間 | 2年 |
これらの値は、docs.linuxfoundation.orgにある受験者向けドキュメントから取得しました。資格の紹介ページには、合格点と問題数が書かれていないため、そちらだけを見て準備すると、合格ラインを知らないまま試験会場に入ることになります。
ドメイン配点
| ドメイン | 配点 | この模擬試験の問題数 |
|---|---|---|
| Fundamentals of Observability | 18% | 11問 |
| The OpenTelemetry API and SDK | 46% | 28問 |
| The OpenTelemetry Collector | 26% | 15問 |
| Maintaining and Debugging Observability Pipelines | 10% | 6問 |
配点が大きいドメインから、問題がたくさん出ます。勉強時間を配分するときは、この比率を基準にしてください。この模擬試験も、同じ比率で問題を配分しました。
ここで答えが分かれます
模擬試験を採点してみると、間違える問題が1つの型に集中します。内容を知らないからではなく、似た2つの概念のうち、どちらを問われているのかを見落として間違えます。問題を読むときに、下のペアが思い浮かんだら、3列目の基準でまず見分けます。
| これ | あれ | 何で見分けるか |
|---|---|---|
| span | trace | 1つの処理区間がspan、その集まりがtrace |
| SDK | API | 設定と出力まで行えばSDK、計装の呼び出しだけならAPI |
| head sampling | tail sampling | リクエストが終わったあとで判断するならtail |
| Collectorのprocessor | exporter | 変更するならprocessor、送り出すならexporter |
| resource属性 | span属性 | プロセス全体に付くならresource |
| baggage | trace context | 値を運ぶならbaggage |
表を暗記しろという意味ではありません。間違えた問題がどのペアに当てはまるかを記録しておけば、勉強し直す箇所が、ドメイン名よりずっと絞られます。
何を見ながら解けるか
選択式の試験では、どんな資料も見られません。ドキュメントも検索もメモも許可されません。実技試験と最も大きく違う点です。
試験本番で実際に起きること
内容をすべて知っていても、手順で慌てて時間を失うことが多くあります。
試験は、PSIのBridgeプラットフォームでオンライン監督のもとで受けます。監督官がビデオで確認する手順に最大30分かかり、この間は問題が開かず、制限時間も始まりません。それでも、スケジュールはチェックインの30分に試験時間を足した分を空けておく必要があります。
チェックインで確認することは4つです。秘密保持の誓約への同意、登録した名前と正確に一致する政府発行の身分証明書、ウェブカメラで部屋を見せて回すこと、そして未承認のソフトウェアの終了です。最後の項目のために、Slackやクラウド同期のようなバックグラウンドのプログラムを事前に終了しておくと、時間を節約できます。
韓国で受験するときに引っかかりやすい条件がいくつかあります。身分証明書に署名が必要なので、パスポートが最も安全です。モニターは1台だけ使用でき、デュアルモニターには対応していません。机の上と下のどちらにも物がない必要があり、紙への筆記は禁止で、問題を声に出して読むこともできません。会社のネットワークやVPNでは、AWS S3へのアクセスが遮断されて、事前チェックで引っかかることがあります。
予約は開始の24時間前までしか変更できません。そして、予約したのに現れないと、受験料を失うだけでなく、再受験の資格まで消えます。結果は終了後24時間以内にメールで届きます。
受験料に再受験1回が含まれており、最初の購入日から12か月以内に、受験と再受験をどちらも終える必要があります。公式の待機期間はないため、結果を受け取ったあと、すぐにもう一度受けられます。準備が完璧でないからと先延ばしするよりも、一度受けてみて、どのドメインが弱いかを確認するほうがよいことが多いです。
資格は2年間有効です。これに、2026年に導入されたCAREプログラムが重なります。CKAまたはCKADに合格するとKCNAが、CKSに合格するとKCSAとCKAが、自動的に更新されます。ただし、下位の資格を先に取っておかないと、この連鎖は機能しません。CKAを先に取り、KCNAをあとで取ると、そのCKAではKCNAは更新されません。Golden Kubestronautを目標にするなら、この順序が、その後数年の更新の負担を左右します。
この模擬試験の使い方
制限時間が、実際の試験と同じようにかかっています。画面の上部に残り時間が表示され、時間が切れると自動的に提出され、解けなかった問題は不正解として扱われます。実際の試験も、その時点までに解いた分だけを採点するためです。
一度に最後まで座って解くことが重要です。途中で調べながら解くと、点数は上がりますが、その点数は実際の試験を予測できません。確認したいのは、知っているかではなく、制限時間内に合格ラインを超えるかです。
間違えた問題の解説を読んだら、その問題が属するドメインを、もう一度勉強してください。