ICA試験はこう出ます
一言でいうと
ICAは実技試験で、120分以内に68%以上を取れば合格です。
なぜこれを先に読むのか
資格の勉強で最もよくある失敗は、内容を知らないからではなく、試験の形を知らずに臨むことで起こります。合格ラインが何点なのか、時間がどれだけ厳しいのか、どのドメインから 問題が多く出るのかを知らなければ、準備の優先順位を決められません。
公式仕様
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 形式 | 実技 |
| 制限時間 | 120分 |
| 合格ライン | 68% |
| 問題数 | 課題15–20個 |
| 受験料 | $250(再受験1回を含む) |
| 有効期間 | 2年 |
これらの値は、docs.linuxfoundation.orgの受験者向けドキュメントから取りました。資格の
紹介ページには合格点と問題数が書かれていないので、そちらだけを見て準備すると、
合格ラインを知らないまま試験会場に入ることになります。
ドメイン配点
| ドメイン | 配点 | | |---|---:|| | Installation, Upgrades, and Configuration | 20% | | | Traffic Management | 35% | | | Securing Workloads | 25% | | | Troubleshooting | 20% | |
配点が大きいドメインから、問題が多く出ます。勉強時間を配分するときは、この比率を 基準にしてください。この模擬試験も、同じ比率で問題を配分しました。
ここで答えが分かれます
模擬試験を採点してみると、間違える問題が1つの形に集中します。内容を知らないからではなく、 似た2つの概念のどちらを問われているかを見落とすために間違えるのです。問題を読むとき、下の組が 思い浮かんだら、3列目の基準でまず見分けてください。
| これ | あれ | 何が分けるか |
|---|---|---|
| VirtualService | DestinationRule | サブセットと負荷分散ポリシーならDestinationRule |
| Gateway | Ingress | メッシュの入口を定義するならGateway |
| PeerAuthentication | RequestAuthentication | ワークロード間のmTLSならPeer |
| AuthorizationPolicy | NetworkPolicy | L7の条件(パス・メソッド)ならAuthorization |
| サイドカー | アンビエント | Podごとにプロキシがなければアンビエント |
表を暗記しろという意味ではありません。間違えた問題がどの組にかかったかを記録しておけば、 もう一度勉強すべき箇所が、ドメイン名よりもずっと狭くなります。
何を見ながら解けるか
試験中に、次のドキュメントを開いて見られます。リモートデスクトップの中のFirefoxで見ます。
istio.io/docsistio.io/blogkubernetes.io/docs
ルールは3つあります。ドキュメントサイト内の検索は許可されますが、外部の検索結果をクリックしてはいけません。韓国語の翻訳版も見られますが、英語版が最新なので推奨されます。そして、問題ごとにQuick Referenceのリンクが別に与えられ、そのリンクは許可リストに追加されます。
見られることと、見つけられることは別です。内容を暗記するより、ドキュメントの構造を身につけておくほうが、時間を節約できます。
試験本番で実際に起きること
内容をすべて知っていても、手続きで慌てて時間を失うことがよくあります。
試験はPSIのBridgeプラットフォームで、オンライン監督のもとで受験します。試験監督者がビデオで 確認する手続きに最大30分かかりますが、この間は問題が開かず、制限 時間も始まりません。それでも、予定はチェックインの30分に試験時間を加えた分を 空けておく必要があります。
チェックインで確認されるのは4つです。守秘義務への同意、登録した名前と正確に 一致する政府発行の身分証明書、ウェブカメラで部屋を見せること、そして未承認の ソフトウェアの終了です。最後の項目のために、Slackやクラウド同期のような バックグラウンドのプログラムをあらかじめ終了させておくと、時間を節約できます。
韓国から受験する場合に、引っかかりやすい条件がいくつかあります。身分証明書に署名が 必要なので、パスポートが最も安全です。モニターは1台だけ使え、デュアル モニターはサポートされません。机の上と下の両方に物がない必要があり、紙に 書き込むことは禁止で、問題を声に出して読むこともできません。会社のネットワークや VPNでは、AWS S3へのアクセスがブロックされて、事前チェックで引っかかることがあります。
予約は、開始の24時間前までしか変更できません。そして、予約しておいて 現れなければ、受験料を失うだけでなく、再受験の資格まで失われます。結果は終了後 24時間以内にメールで届きます。
受験料には再受験1回が含まれており、最初の購入日から12か月以内に 受験と再受験の両方を終える必要があります。公式の待機期間はないので、結果を受け取ったあと すぐにもう一度受けられます。準備が完璧でないからと先延ばしにするより、一度受けてみて、 どのドメインが弱いかを確認したほうがよいことが多いものです。
資格は2年間有効です。そこに、2026年に導入されたCAREプログラムが重なります。 CKAやCKADに合格するとKCNAが、CKSに合格するとKCSAとCKAが自動的に 更新されます。ただし、下位の資格を先に取っておかないと、この連鎖は働きません。CKAを 先に取ってKCNAをあとで取っても、そのCKAではKCNAは更新されません。Golden Kubestronautを目標にするなら、この順序が、その後の数年間の更新の負担を左右します。
この模擬試験の使い方
制限時間は、実際の試験と同じようにかかっています。画面の上のほうに残り時間が表示され、 時間が尽きると自動的に提出され、解けなかった問題は不正解として扱われます。実際の 試験も、その時点で解いた分だけが採点されるからです。
一度に最後まで座って解くことが大切です。途中で調べながら解くと、点数は 上がりますが、その点数は実際の試験を予測できません。確認したいのは、知っているかどうかではなく、 制限時間内に合格ラインを超えられるかです。
間違えた問題の解説を読んだら、その問題が属するドメインをもう一度勉強してください。